市立柿生中学校(財田信之校長)で10月13日に文化祭が行われ、92歳の書道師範、瓜生筑峯さん=多摩区南生田在住=が特別講座を行った。
地域の人材による文化祭特別講座は今回20クラスが用意され、最高齢講師として生徒15人に教鞭をとった瓜生さん。「結婚式やお葬式などで必ず自分の名前を書きます。上手下手ではなく、姿勢に気を付けて枠の中にきれいに書くことを心掛けて」と基本の大切さを生徒に伝えていた。授業の最後には瓜生さんや授業に参加した生徒、財田校長らによる記念の寄せ書きを作り上げた。
瓜生さんは小学1年の時から書道に親しみ、教員職を退いた今も自宅隣の高齢者施設や南生田小学校(多摩区)の寺子屋事業で老若男女に書道を教えている。
柿生中での特別講座は3回目となった師範は「生徒と交流することで活力をもらっている。自分の脳にも良いボランティアだと思うので、要請があれば続けたい」と笑顔で話していた。
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