平昌パラリンピックのクロスカントリースキー金メダリスト、新田佳浩選手(38)が2日、市立柿生中学校(財田信之校長)を訪問し、生徒に向けて講演を行った。
新田選手は3歳の時に大型農機具に巻き込まれ左前腕を切断。小学生から始めた同競技で98年の長野大会からパラリンピック出場を続け、2010年バンクーバー、18年平昌大会で金メダルを獲得している。新田選手は所属チームを運営する(株)日立ソリューションズと財田校長の縁で平昌大会前にも同校で講演を実施。今回はメダルを持参しての再訪となった。
コンプレックスと向き合い、工夫と挑戦を繰り返してきたという新田選手。「パラ五輪という目標で気持ちが変わった。できないから何もしないのでは何も始まらない。失ったものを数えるのではなく今あるものを最大限に生かす気持ちを持ってほしい」と生徒に語りかけていた。
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