早野の休耕地を活用した畑で季節外れのヒマワリが咲き、授業の一環で早野を調べている東柿生小学校の5年生が3日に花の摘み取りを行った。
休耕地の有効活用や景観保全を目的として、川崎市と早野農地管理組合(伊藤幹夫組合長)、JAセレサ川崎、川崎市農業委員会は2016年からヒマワリ栽培を開始。土に還元することで土壌性質の改善に役立つという種類を約6000平方メートルで10万本栽培している。今年は6月に種を植え、8月中旬に見頃を迎えていた。
秋の暖かさ影響
夏の開花後、堆肥として花を土にすき込んだ際に種がこぼれ、9月から11月の温暖な気候が影響し12月に花が咲いたという。市職員は「想定外の開花。霜がおりるまでは見られるのではないか」と話す。
摘み取りでは65人の児童が大きなものや形の良いものなど好きな花を選んでいた。児童からは「早野のヒマワリはインスタ映え」「家に飾るつもり」などと感想が上がった。伊藤組合長は「学習や家庭で上手く活用してもらえれば」と話していた。
麻生区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|