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麻生区版 公開:2019年1月18日 エリアトップへ

1月25日開催「あさお芸術のまちコンサート」に出演するサックス奏者の 藤木 秋奈さん 白鳥中学校出身 22歳

公開:2019年1月18日

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千変万化にサックス奏で

 ○…1月25日に昭和音楽大学ユリホールで行われる「あさお芸術のまちコンサート」に出演。「区内で活動している演奏家と話せるのも嬉しいし、興味を持って来てくれるお客さんが多い」と4回目の出演を楽しみにする。当日はサックスの幅広い技法や表現を必要とする曲を披露し「来てくれる人の、日常の少し刺激になれば」とほほえむ。

 ○…白鳥中吹奏楽部でサックスを始め、学内の有志合唱団でも活動。次第に音楽が自分の中心になり、楽器も合唱も続けようと県立弥栄高校へ進学した。「音楽をやめたくない」と選んだ道だったが、プロを目指す周囲のレベルの高さに触発された。闘争心に火がつき、練習を重ね東京藝術大学に現役合格。クラシックのサックスを学び、一層腕を磨く毎日だ。

 ○…大の昭和歌謡好きで、移動中は常に80年代の曲を聞いている。特に「同じ名前ということもあり中森明菜さんに反応してしまう。佇まいや表現力、意識の高さに惹かれる」と語る口調は熱い。一方で「昭和の歌を慣れ親しんだ世代の人とも、共通の話題で話せるのも嬉しい」と声を弾ませる。いつか昭和歌謡で演奏会を行い「サックスの音色と昭和歌謡を同時に知ってもらうきっかけにできれば面白いなと思う」。

 ○…まもなく卒業を控えるが、大学生活は悩むことも多かった。「大学には自分では考えられないようなことを生み出す人が多くて、一時期かなりへこんだ」。それでもさまざまな人や曲との出会いを糧にしてきた。卒業後は憧れの奏者がいるアメリカに留学し直接学びたいという。サックスの魅力は、歌うように表情豊かな音を出せるところ。「ジェットコースターに乗ったみたいに、自分がゾクッとする気持ちを表現していきたい」と、その目はきらりと輝く。

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