川崎市出身のパラリンピアン、成田真由美さん(競泳)が15日、新百合ヶ丘エルミロードの飲食店「クラフトアンドファーマーズ」でバリアフリー状況の実査を行った。
これは川崎市が取り組んでいる「かわさきパラムーブメント」の一環。グルメ情報サイト「ぐるなび」と共同で市内の22店舗のバリアフリー状況を調査し、結果は同サイトに掲載されるという。
当日はNPO法人アクセシブル・ラボが計測に協力。成田さんが車いすで店舗に入り、出入り口の広さやテーブルの高さ、駐車場からのアクセスしやすさなどを調査した。成田さんは「テーブルの高さが十分にあり、4本足なので車いすが収まりやすい」とコメント。一方で「建物に車いす用駐車場がある階とない階があるのが少し不便」と指摘していた。
調査後、成田さんは「ハード面を何でもかんでもバリアフリーにすることは難しくても、店側には『車いすで来てもいいですよ』というウェルカムな気持ちで対応してもらいたい」と話していた。
成田さんはパラリンピック5大会に出場し、金15個などのメダルを獲得。かわさきパラムーブメント推進フォーラム共同委員長を務める。
麻生区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|