市立東柿生小学校の6年生児童が5日、早野聖地公園で同公園里山ボランティアのメンバーと卒業記念の植樹を行った。
同小児童は里山ボランティアと連携し、1年間かけて講座や下草刈りなどを体験している。当日は最後の里山学習の授業として記念植樹に取り組んだ。
この日参加した児童76人は15人のボランティアの指導のもと、約50本のコナラを公園敷地の斜面地などに植樹していった。
早野聖地公園里山ボランティアは同地の保全や管理を通じて地域振興と文化の継承を目的に活動している団体。授業の一環として同小児童との交流は約10年継続されている。小泉清会長(71)は「1年を通じて自然を保っていくことの大切さを学んでもらい、20歳になったら友だちと、大きく育った樹木を見に来てほしい」と話していた。
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