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「ヤマユリの丘」再生めざす 植栽普及会が設立10周年

文化

掲載号:2019年3月22日号

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植栽活動の様子(上)と昨夏に咲いたヤマユリ(右)=いずれも同会提供
植栽活動の様子(上)と昨夏に咲いたヤマユリ(右)=いずれも同会提供

 麻生区内でヤマユリの植栽保全活動に取り組む市民団体「麻生ヤマユリ植栽普及会」が4月で設立10周年を迎える。かつて麻生のあらゆる場所に咲いていたヤマユリを復活させ、名実ともに区の花にしようと活動を続けている。

 ヤマユリは日本産のユリの一種。7月頃に強い香りの花径20センチほどの白い花を咲かせる。区内にも自生し「百合丘」の地名の由来になったとされる。しかし現在は都市化や地球温暖化の影響などで減少し、簡単には見られなくなった。

 同会は区主体の「まちづくり市民の会」から独立し2009年に設立。活動を通じて麻生のどこでもヤマユリが見られるようにし、再び「百合丘」のまちにすることを目指す。月1回ほどのペースで、麻生市民館裏や王禅寺すぎのき緑地など区内6カ所で植栽活動を行う。また要請のあった地区で球根提供と植栽指導なども実施。これまでに区内で植栽した球根は1000球を超えるという。

 ヤマユリは種から育てると開花まで5年ほどかかる。そこで区と協働で15年に区民の育成モニターを募集。20年の開花を目指す企画が進行中だ。

 高橋雄介会長は「麻生区で生まれ育った子どもたちに『麻生といえばヤマユリ』と言ってもらいたい」と語る。

「咲いて終わりではない」

 同会では会員の高齢化や減少による人員不足が課題となっている。高橋会長は「花が咲いたら終わりではなく、昔のようにヤマユリが自生するサイクルになることが目標。若い人にも同じ気持ちを引き継いで仲間に加わってくれたら嬉しい」と話している。

高橋会長(左)ら同会三役
高橋会長(左)ら同会三役

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