2017年夏、NPO法人アイゼンが百合丘の飲食店「漁魚(とと)の海」で始めた子ども食堂の取り組み。開催日時やターゲット層の見定めといった試行錯誤を重ねながら継続して催されている。
毎月1回、カレーライスを子ども100円、大人250円で夕方の時間に提供している子ども食堂=写真。大学生がボランティアで参加するなどして今では百合丘2カ所と新百合ヶ丘1カ所に会場が増加。6月には柿生でも開催を予定しており、規模を広げている。
毎回合計で100人前後が来場するまでになったこの取り組み。同法人理事の俵隆典さんは「母親と学童保育から帰る小学生の待ち合わせ場所、保育園帰りに立ち寄る等の使われ方が増えて、地域のコミュニティになってきた」と手ごたえを語る。働く母親にとって地域への愛着が希薄な時代に「ここからお母さん同士の地域活動などが生まれたら嬉しい。そんな橋渡しができれば」と俵さんは話している。
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