区内早野で竹林管理を体験するイベントが、5月15日に行われた。
市が主催し今年で5回目。農業振興の一環として、竹林が放置され荒れ放題になってしまう「竹害」を防ぐために行うタケノコ掘りや竹の切り出し作業を体験し、里山管理を学ぶというものだ。
当日は区内外から15人が参加。一同は早野聖地公園を出発し、周辺の自然に触れながら農家の私有地である竹林に到着。農家らの指導を受けながら、根が浅く、あくが強くない種類の「淡竹(はちく)」を掘った。スコップで簡単に掘り出すことができるため、参加者は次々とタケノコを採っていた。
次に、根本から曲がってしまった竹や色が変わってしまった竹を切り出し、長さを揃える作業を1時間ほどかけて行った。
参加した男性(78)=虹ヶ丘在住=は「近所に住んでいるので、地域の自然を知りたいと思って参加した。掘るのも切り出し作業も面白く、タケノコの調理が楽しみ」と感想を話していた。
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