麻生図書館や区内小学校で読み聞かせボランティアを行う団体「おはなしたまてばこ」が7月24日、創立30周年記念のイベントを麻生市民館大会議室で開催した。
同会が創立以来、積み重ねてきた経験や知識を地域の子どもたちに還元しようと実施。「一日たっぷりおはなしひろば」と題し、読み聞かせ会に加え、工作や草花あそびも盛り込んだ同会初の大規模イベントとなった。
当日は乳幼児や小学生の親子が訪れ、午前中は足の踏み場がないほどに。「来場数は延べ1千人を超えているのでは」と同会イベント担当の齋藤里実さん。来場者は、会員が表情や抑揚を変化させて繰り広げる「おはなし」に真剣な眼差しで聞き入っていた。ほかにも、わらべ歌や紙ひこうき作り、図書館ツアーなどを楽しんだ。
齋藤さんは「あまりの大盛況にびっくり。親子で楽しんでもらえてよかった」と話していた。
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