区内上麻生で農業を営む小島貢さん(74)にこのほど、同地区にある柿の実幼稚園園児からカブトムシの絵約20枚が届けられた。描かれているのは、今年4月に小島さんが園児に贈った幼虫から育ったカブトムシだ。
今春、畑地にある落ち葉を集積する場所にカブトムシの幼虫が大量にいるのを見つけた小島さん。「肥料として持ち出そうとしたら、その中に親指くらいの幼虫が数多くいたんです。これまで数匹ほど見かけることはあったが、今年は100匹以上いたと思います」。小島さんは子どもたちの学びにもなるのでは、と約50匹をコンテナに移し替え、近隣にある同園にプレゼントしたという。
感謝の言葉とともに届いた作品を眺めながら、小島さんは「こんなに喜んでもらえるなんて」と笑顔を見せる。柿の実幼稚園の小島澄人園長も「頂いた幼虫から大事に育ててカブトムシになった。園児に昆虫が生まれる喜びや、感謝の気持ちを絵で伝えるといった経験をさせてもらい大変感謝しています」と話している。
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