リレー形式で水くみ
障害者支援施設の川崎授産学園（細山）で、防災を目的とした１泊２日の親子キャンプが８月９日、10日に行われた。
宿泊企画は同園と市社会福祉協議会の共催で、東日本大震災をきっかけに２０１２年から毎年開催。参加者は災害の発生を想定したプログラムを通し、防災について考え、障害の有無に関わらず一緒に助け合うことを学ぶ。
今年は親子８組や施設利用者らが参加。水道が止まった場合に備え、穴澤天神社（稲城市）にわき水くみに行ったほか、親子でテントを設営し宿泊を体験した。幸区から父親と参加した倉本拓未くん（９）は「水をくみに行くのは大変だった。もし災害にあったら、自分から動いて困っている人を助けたい」と話した。
協力してテントの組み立て
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