麻生区のNPO法人アイゼンによって月1回企画されているこども食堂の開催拠点が増加している。百合丘の飲食店「漁魚(とと)の海」で2017年から同法人が始めた取り組みだが、利用者の要望に応えるかたちで百合丘2カ所と万福寺、片平地区でも開催場所を確保。7月には南生田(会場・「結」ケアセンターいくた)で、9月からは多摩区中野島でも行われることになり、合計6会場となる。
同法人が行っているこども食堂はカレーライスを子ども100円、大人250円で提供。ボランティアの大学生などがスタッフとして参加している。近隣から食材や運営資金の提供を受けることもあり、地域が支える取り組みになっている。
地域交流の場に
毎回合計で100人ほどが来場するまでになったこども食堂。同法人理事の俵隆典さんは「母親と学童保育から帰る小学生の待ち合わせ場所、保育園帰りに立ち寄る場といった使われ方が増えて、母親同士の交流など地域コミュニティになっている」と手ごたえを語る。
次回は9月13日(金)の午後5時から7時に各所で開催。詳細はアイゼンのHP(【URL】https://npo-aizen.jp/)で確認、問い合わせは同法人【電話】044・819・6919へ。
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