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銀幕で境界超える体験を 25回目のしんゆり映画祭

文化

掲載号:2019年10月4日号

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 市民がつくる映画祭「KAWASAKIしんゆり映画祭」が10月27日(日)に川崎市アートセンターで開幕する。25回目となる今年は、価値観や社会、人生が変わる物語に焦点が当てられている。

 同映画祭は、1995年に川崎市の「芸術のまち構想」の一環として始まった。企画、運営の中心は市民スタッフがボランティアで担う。例年、俳優や監督を招くトークショーや副音声付き上映、中学生の映画制作ワークショップなど多彩な内容で実施している。

 今年は「Across the border 〜のり越える想い〜」がキャッチフレーズ。インド映画『バジュランギおじさんと、小さな迷子』=写真=や、日本の家族を追ったドキュメンタリーなど国や世代、性別、宗教を超えてつながる物語をラインナップ。映画デビュー20周年を迎えた俳優・井浦新さんの特集や、25周年を記念し佐藤忠男日本映画大学名誉学長が語るアジア映画の特集も組まれている。

プラスαの演出

 上映作を深く楽しめるイベントも多数企画。アニメ映画『若おかみは小学生!』の上映前には作品世界へ誘う太鼓演奏を披露(27日)。90年以上前、当時のソ連で制作されたサイレント映画『掟によって』は、ピアニストの柳下美恵さんが生伴奏を付けて上映する(11月3日)。

 主催者は「トークショーに地元ゆかりの人が登壇するなど、より地域密着イベントになっている。市民が作品を選び、上映にも工夫をこらしているので、ぜひ見に来てほしい」と話している。

 前売券(1100円)は10月6日(日)午前9時から市アートセンターやセブンチケットで販売開始。当日券有。詳細、問合せは同映画祭HP【URL】http://www.main.siff.jp/、同祭事務局【電話】044・953・7652へ。

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