桐光学園高等学校水泳部の小嶋壮選手(1年)と山尾隼人選手(3年)が茨城国体に神奈川県代表として出場し、快挙を果たした。
先月14日から16日の競泳大会に出場した二人。少年B(14歳から16歳)の100m平泳ぎに出場した小嶋選手は見事、優勝を果たした。小嶋選手は「タイムに納得はしていないが、目標にしていた1位で素直に嬉しい」と笑顔を見せる。自身の武器と語るしなやかな泳ぎで前半50メートルを快泳し、そのままの勢いで1着に。県代表として初めて出場した国体。「みんなが『がんばれ』と言ってくれて応援の力を感じた」と振り返る。
先輩の山尾選手は少年A(15歳から18歳)の200m平泳ぎに出場し2位に。1位なった東京の選手との「直接対決が大きなモチベーションだった」と山尾選手。前半は出遅れるも150mのターンで4位につけ最後まで追い上げたが、惜しくも0・2秒差で敗れた。悔しさは残るが「今後大学でも競技を続けるので、リベンジできたら」と前向きだ。
二人は今夏の高校総体にも出場。山尾選手は100m平泳ぎで優勝し、同時に1分1秒03の神奈川県高校新記録も樹立した。同じ種目同士、練習中にタイムを競い合うこともあるという二人。小嶋選手は「今はまだ全然勝てないが、山尾さんを超えるタイムと結果を出していきたい」と意欲を燃やしている。
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