麻生区文化協会が主催する「あさお古風七草粥の会」が7日、麻生区役所広場前で行われた。
1年の無病息災を願うほか正月の祝膳や祝酒で弱った胃を休めるため、1月7日に食べる七草粥。習慣は江戸時代に広まったとされる。麻生区で行われている同会は今年で17回目。同会での七草粥には焼いた餅が入っているのが特徴。餅を焼くための炭は、早野聖地公園ボランティアが焼いたものだ。食材の七草(セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ)や米も、区内でとれたものが使用されている。
会場を訪れた人は、1年の健康を願って七草粥を味わった。会場ではかるたやこま回しといった正月遊び体験も行われ、子どもたちや親子連れが楽しんでいた。
毎年訪れているという王禅寺西在住の女性(80)は「職場が近いので昼休みに寄ってみた。七草を食べて元気になったので、今年も仕事を頑張りたい」と話した。
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