区内万福寺にある新百合子ども囲碁教室で18日、同教室生徒と中国の子どもたちの対局交流会が行われた。
同教室を訪問したのは、冬休みを利用した民間ツアーで来日していた中国北京棋院養成センターの小学生と保護者、講師ら一行。ツアー関係者が小学生の対戦相手を探す中で同教室に交流を打診し、今回の企画が実現したという。
当日は新百合子ども囲碁教室の古澤功代表が「日中の子どもたちが日頃学んでいる囲碁で交流を楽しんでください」と挨拶し、対局がスタート。揃いの赤いパーカーを着た中国の小学生と同教室生徒14人ずつが日本方式のルールで2戦ずつ対局を行った。この日は有段者を多く揃えた中国が19勝した。2段の小学生に挑戦するも負けてしまった田頭陸君(柿生小4年・3級)は「日本の子とは違う差し方だと思った。打っていて敵わないなと思ったけど、勉強になって楽しかった。次は頑張りたい」と話していた。
囲碁のルーツといわれる中国から来た子どもたちと国際交流を行った同教室。古澤代表は「私も中国の方と囲碁をやった経験はない。子どもたちには良い経験となった。囲碁を楽しむ者同士、これからも自分の力を高めていくきっかけになれば」と笑みを見せた。
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