ドキュメンタリー映画『空と、木の実と。』の上映会が2月15日、麻生市民館で開催された。
同館で開催中の平和・人権学習の一環で、公開講座として行われた。映画は、川崎市出身で国内最年少で性別適合手術を受けた小林空雅さんを約9年追ったもの。会場には約200人が集まった。
上映後は、主人公の小林さん、常井美幸監督が登壇。上映会を企画した藤本加奈さんの進行で、映画に関するトークなどを繰り広げられた。小林さんは「(生まれ持った)体に対する嫌悪感がすごくて、どんな状況でも手術は受けていたと思う」と話した。常井監督は「性別のためだけにこの映画をつくるつもりはなかった」とし、「映画を撮る中で、世の中は男と女だけじゃないのかなと気づいた。社会の一人ひとりが自分事として考えてほしい」と語った。
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