6月20日から7月5日にかけて開催予定だった「第35回麻生音楽祭」の全日程中止が決まった。5月7日に区が発表。新型コロナウイルス感染拡大防止のため。
同祭は1986年に開始。参加団体で組織される同祭実行委員会が企画から運営までを担う。毎年6月から7月にかけて6部門のコンサートが行われ、区内を中心に活動する市民音楽団体や区内小中高生が出演。ジャズやポップス、邦楽、合唱など幅広いジャンルの成果発表や交流が行われてきた。
中止となるのは開始以来初めて。代替公演は予定されていない。同祭の実行委員長を務める横須賀朝子さんは「中止は本当に残念。本番だけではなくコンサートを立ち上げていく部分も含めて音楽祭なので、準備ができない状況では仕方ない」と話す。
30年以上続く同祭は「音楽の街 あさお」がキャッチフレーズ。「子どもの頃に出演して、大人になって地域の音楽サークルから再び出演している人もいる」と横須賀さんが語るように、長年地域に根差し「音楽の街」の土台を作ってきた。来年度の開催内容は今後、実行委員会で話し合われるという。
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