7月1日付で川崎百合丘ロータリークラブの会長に就任した 赤本 昌応(まさたか)さん 百合丘在住 51歳
地域・人をつなげる役目
○…「諸先輩方が作り上げてくれた和気あいあいとした雰囲気を継続できるようにしたい」と会長に就任した意気込みを語る。コロナ禍のため、例会も思うように開けず、「6月中旬からやっと例会も開けるようになってきた。3密対策はしっかりと行い、実行可能な奉仕活動から進めていきたい」と話す。
○…生田生まれ。麻生に移り、南百合丘小、長沢中を卒業した。大学卒業後、大手新聞社に入社し、広告部門で活躍した。「あの頃はバブルの最後の方でね。広告代理店に憧れていたんだよね」と笑う。入社して11年後、父親が経営する新聞販売店へ。「どうせなら、もっとお店を多くの人に知ってもらいたくてね」と地元との結びつきをさらに強めていった。
○…商店会活動にも参加し、お祭りなどイベントを企画運営した。専修大学の学生と一緒に企画した際、マスコットキャラクターを作成した。それが”かき丸くん”で、商店会のキャラクターが今では区を代表するまでになった。また、地元のアーティストと一緒にイメージソングも作成。今でも地域の小学校では運動会などで踊っている。「こうやって地元が注目され、やってきたことが多くの人の手を借りて大きくなっていく。そういうこともうれしいよね」
○…「私はリーダーシップでぐいぐい引っ張るタイプではなく、調整型かな」と自身を見る。他業種が集まるロータリークラブは「同業者だけでは気づけないことを多く学べる。しかも地元の大先輩と一緒に活動ができるから、本当に学び・出会う場」という。新会長として青年育成事業への協力もさらに広げようと準備してきたが、コロナ禍のため、「今年できなくても、人と人、地域をつなげるのが私の役目だから」。
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