柿生地区社会福祉協議会(久保倉清会長)は柿生地区の小中学校、高校、養護学校、保育園、特養など32団体に消毒液を手渡した。これは同地区社協がコロナ禍のため困っている会員にできることはないかと検討を重ね、消毒液が手に入りにくいとの声を聞き、今回の寄付となった。
6月26日には32団体目となる柿生中学校に消毒液を届けた。久保倉会長は「コロナ禍で多くの会員さんが困っている現状を何とか手助けできれば。今後もできることはやっていきたい」と話した。
柿生中学校では、市などから消毒液の提供もあるが、「生徒の手指や、教室、備品など消毒を心がけている。来校者の方々に手指の消毒を呼び掛けているので、今回提供いただいた消毒液はそちらに使用したい」と同校の田中眞砂美校長。
同校では新型コロナ感染防止のために3密を回避するなど対策をとっている。休み時間に生徒の移動が重ならないように、学年ごとに使用する階段を決め、一方通行で動くにように対策しているという。「先の見えないことなので、こういった寄付は本当に感謝している」と田中校長。
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