麻生区文化協会(菅原敬子会長)による「文化祭奨励賞・文化振興賞」授賞式が7月8日、麻生市民館で行われた。
文化祭奨励賞は、陶芸家の深野怜、写真家の山本彬夫の両氏に贈られた。深野氏は同協会美術工芸部に所属し、陶芸部門で活躍。茶道具の制作のために茶道を探求し、真摯な取り組みを続ける。東日本伝統工芸展など優れた作品を出品し入選するなど、その芸術性の高さが評価された。
山本氏は同協会美術工芸部に所属し、写真部門で活躍。写真部門の同好会「写遊会」を結成するなど後輩の指導、育成に力を注ぐ。全国規模の写真クラブ「日本写真会」にも所属し、対外的にも写真に関する第一人者などが評価された。
画家の佐藤英行氏は麻生区文化振興賞を受賞。佐藤氏は同協会工芸部に所属し、また麻生区美術家協会会長としてデッサン会では優れた芸術性を駆使し指導。上野の森美術館大賞・二科会特選など受賞し対外的に高く評価され、地域に根差した文化活動も評価された。
菅原会長は「例年、総会で賞状を授与していますが、今年は新型コロナのため、この時期になってしまいました。3氏は長年、協会のために高い芸術性で貢献いただき、本当に感謝しています」とあいさつし、来年以降のイベントが無事に開催したいと話した。
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