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7月にオープンした「カワスイ 川崎水族館」の館長を務める 鈴木 正孝さん 都内在住 55歳

掲載号:2020年8月14日号

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「面白い、不思議」感じて

 ○…「世界の美しい水辺」をテーマに、最先端技術の光と音、映像を使って、さまざまな環境で暮らす生きものを展示する「カワスイ」。オープン初日は3000人以上が訪れ、連日にぎわいを見せている。自らも声をあげて誘導を行っているため、声が少し枯れていた。それでも、「オープンを迎えられて感無量。注目していただいてありがたい」と表情は明るい。

 ○…館内に足を踏み入れると、最初に出迎えてくれるのが「多摩川ゾーン」。「川崎でやる以上は、まずは多摩川」と力を注いだエリアだ。多摩川の風景の映像が映し出された背景の前には、3つの水槽で上流から下流を再現。アブラハヤ、ウグイ、コイが展示されている。「海外のエリアに人が集まるかと思ったが、多摩川ゾーンでも足を止めてもらっている」と安心した様子。地元からの関心も高いようだ。

 ○…今年2月、「ゼロからつくることに挑戦したい」とカワスイを運営するアクア・ライブ・ネイチャーに入社した。生きものに関する知識はあまりなかったが、現在は興味が広がり勉強に励む日々だ。「『面白い、不思議だな』と感じると能動的に調べたくなる。水族館はそのきっかけを与える場。子どもたちにもそう感じてもらえれば」と思いを込める。

 ○…川崎市とはもともと「縁」があった。アメリカンフットボールの子ども版とも言える「フラッグフットボール」のコーチを横浜で務めていたことから川崎のクラブとも交流があったり、川崎では子ども食堂などのボランティアの支援を行ったことも。「川崎の水族館の館長になることも必然的なことだったかも」と笑う。ボランティア活動で培った社会貢献の意識は、今後の職務にも生かされそうだ。

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