麻生区版 掲載号:2020年10月9日号 エリアトップへ

しんゆり映画祭 映画と街に添い、再始動 昨年の問題検証を実施

文化

掲載号:2020年10月9日号

  • LINE
  • hatena
記者発表で話す安岡実行委員長
記者発表で話す安岡実行委員長

 「第26回KAWASAKIしんゆり映画祭2020」が10月25日と30日〜11月1日の4日間に渡って開催されることが6日、発表された。昨年の同祭で起こった映画「主戦場」の取り止めを受け、運営体制を一新。多様性や個性を尊重する映画祭のポリシーを受け継ぎ10作品を上映すると同時に、公開講座で昨年の問題検証を行い、再スタートを切る。

 今年は「映画とともに まちとともに」をキャッチーコピーに開催。「コロナ禍の中、気づきや心に力をもらえる映画を届け、映画を応援したい」と10作品をラインナップ。大林宣彦氏と今村昌平氏の両監督作品を核に置き、その独自性を届ける。視聴覚や身体に障害のある人も映画を楽しめるよう、副音声イヤホンガイド付上映なども実施。川崎市アートセンターで上映される。

 新百合21ホールで行われた記者発表で、実行委員会の安岡卓治実行委員長(日本映画大学教授)は「内容は、個性や多様性を尊重する、これまでの映画祭の在り方を継承している。映画の独自性を支持し、四半世紀続き応援してもらっている市民や、まちに還元したい」と話した。

 同祭は、市の「芸術のまち構想」の一環として1995年に開始。ボランティアの市民スタッフが企画、運営の中心を担い25回開催してきた。

 昨年の開催時、共催する川崎市の懸念により、同祭の基幹組織はドキュメンタリー映画「主戦場」の上映取り止めを決定。映画祭側の対応に、映画人や市民からは表現の自由を問う批判が挙がり、公開討論やスタッフ間の話し合いを経て、最終日に再上映となった。この件について安岡実行委員長は「再上映によって、しんゆり映画祭の首の皮1枚がつながった印象」とコメントした。

 映画祭後、基幹メンバーは引責辞任し、映画祭は一時存続の危機にもなった。しかし、ボランティア有志が新たな運営組織を立ち上げ、今年新体制が稼働した。

「問題を明らかに」

 映画祭の再生として、「主戦場」上映取り止め問題を検証するオンライン公開講座を実施。全6回に渡り、ゲストと経過検証や映画祭の役割を考える。安岡実行委員長は「意思疎通の場、そして映画を学べる場が必要」とし、「市と二人三脚で歩む体制は続けながら、背後にある問題を洗い出すべき」と語った。

麻生区版のトップニュース最新6

一輪車演技日本一に

王禅寺中央小日野さん

一輪車演技日本一に スポーツ

小学生の部で悲願達成

12月3日号

市、「対象は制定後」

犯罪被害者支援条例

市、「対象は制定後」 社会

登戸事件 既存策で対応へ

12月3日号

地図づくり大詰め

SDGs推進隊

地図づくり大詰め 社会

他都市への展開も視野に

11月26日号

新会議、年度内に試行

川崎市

新会議、年度内に試行 社会

「形式自由」も運用がカギ

11月26日号

区内で新たに16件決定

市地域文化財

区内で新たに16件決定 文化

旧神谷歯科など

11月19日号

神奈川制し全国へ

桐光学園サッカー部

神奈川制し全国へ スポーツ

3年ぶりに王座奪還

11月19日号

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 12月3日0:00更新

  • 11月26日0:00更新

  • 11月19日0:00更新

麻生区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

テーマは「高血圧症と心不全」

テーマは「高血圧症と心不全」

12月9日 健康づくり講演会

12月9日~12月9日

麻生区版のイベント一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

麻生区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2021年12月3日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook