「黒川竹行燈(あんどん)の会」(野島保代表)が主催する「手づくり竹行燈展示即売会」が11月7日、8日、黒川公会堂で行われた。
同会は黒川地区に多く残る竹を活用し、地域住民らで行燈を作ることで、地域交流、地域貢献に役立てようと活動している。
野島代表は「竹林を維持するのは大変。竹を活用することができれば、人が集まり、竹林の維持管理にも関心が集まる。竹という地域の財産を無駄にしたくない」と話している。
即売会では、会員らが竹林から切り出した直径20センチほどの竹を掘るなどして加工して作った行燈約50作品が並べられた。市内外から多くの人が集まり、行燈のほか竹で作ったペーパーナイフや靴ベラ、耳かきの販売も行われた。例年は明治大学黒川農場での収穫祭に参加して開催しているが、今年は新型コロナのため収穫祭が中止。「会員の技術も年々上達している。来年はぜひ収穫祭で開催できれば」と同会。
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