バイオリンとマリンバの音楽ユニット「すすきだ音楽隊」による「ホッと・コンサート」が5日、しんゆり交流空間リリオスで行われた。
読売日本交響楽団のメンバー薄田真さんと、打楽器奏者のすすきだ真樹さん夫妻を中心としたユニット。2013年から宮城、岩手、福島、熊本など被災地で演奏会活動を続ける。
リリオスでは初めてのコンサートとなった今回。打楽器奏者の橋村あいさんを招き、2部制で実施した。2回目には約20人の観客が訪れた。まずはエルガー「愛のあいさつ」から始まり、「熊蜂の飛行」「チャルダーシュ」「炎(ほむら)」など、8曲を披露した。観客はドリンクを飲みながら、バイオリンとマリンバ、打楽器によるやわらかな木の音色を、ゆったりと楽しんでいた。
観客の1人は「全部の曲が印象に残ったが、『炎』のアレンジが良かった。建物と楽器の響きがとてもあっていた」と感想を語った。薄田さんは「麻生区内ではこれまで演奏する機会があまりなかったが、近所の方が気楽に来られていて終始温かい雰囲気だった」と笑顔で話していた。
麻生区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|