麻生区と多摩区を管轄する川崎西税務署で17日、中学生2人が一日署長を務めた。
一日署長を務めたのは、金田七海さん(柿生中3年)と佐久間結菜さん(菅中3年)。2人は中学生の「税についての作文」で今年度の同署長賞を受賞。署長訓示として、受賞した作文をそれぞれ朗読した。金田さんは世界の税金について調べ「消費税は国の貯金箱。その貯金箱をこわしてはいけない」と語った。佐久間さんは自身が生まれたときのエピソードに触れ「救急車や手術費に税金が使われていなかったら、私は生まれていなかったかもしれない。税金に対しての考えが変わった」と話した。
国税の納付方法に関するPR動画の撮影や、署内巡回、模擬決済も体験した2人。一日署長を体験し、金田さんは「税務署に来るのも初めてだったが仕事内容も知らないことばかり。税の大切さを周囲にも伝えたい」と感想を話した。佐久間さんは「これからも税のことを学んでいきたいなと思う」と話していた。
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