乾物を使った防災食を学ぶ講座が2月19日、オンラインで行われた。主催は、母親向けに区内でレッスンやワークショップを展開するほか、子育て世代向けの防災情報も発信する「リンクママ」(永井和美代表)。
常温で保存でき、そのままの状態や水分で戻すだけで食べることができる乾物。今回は「もしもの時もいつものごはん」をテーマに、日頃の食事に取り入れることができ、非常時に役立つ乾物を使った調理方法を紹介しようと企画された。
当日は20人が参加。講師は百合丘のカフェオーナー、河原みきさんが務め、事前収録した調理動画を共有しながら進められた。調理には節水のためポリ袋を使用し、ラーメンや、アルファ化米を使用した炊き込みご飯などを紹介。河原さんは「災害時はあたたかいものが心の安らぎになる。食材は半年くらいで食べて備蓄するサイクルを」とアドバイスした。
開催前に福島沖で震度6強の地震が起こったことを受け「大きな揺れを体感して、調理に手間はかけられないと思い、より簡単なレシピの紹介に直前で変更した」と永井代表は話していた。
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