誰でも自由に弾ける「ストリートピアノ」が新百合ヶ丘駅前に帰ってくる――。明日4月17日(土)から5月2日(日)までの8日間、新百合ヶ丘駅南口ペデストリアンデッキの中央広場に電子ピアノが設置される。主催する「しんゆりステーションピアノ実行委員会」では、「老若男女、まちの皆さんに楽しんでほしい」と話している。
一昨年、好評博す
新百合ヶ丘駅前のストリートピアノ設置は、2019年に次ぎ2回目。前回は芸術文化を振興するまちづくりの一環として産官学が協働。11月から翌年1月まで、常設に向けた社会実験として「しんゆりステーションピアノ」の名称で、駅内2カ所で行った。期間中は多いときで1日80人以上が演奏。音大生や全国のストリートピアノを弾くユーチューバーが演奏する様子の動画がSNSで拡散された。
アンケートでも駅利用者や地域住民から好評だったことを受け、小田急電鉄(株)、昭和音楽大学、新百合ヶ丘エリアマネジメントコンソーシアム、NPO法人しんゆり・芸術のまちづくりの4者で実行委員会を昨年3月に組織。再開を検討していたが、昨年1年はコロナ下で開催の目途が立たなかった。今年は芸術祭「アルテリッカしんゆり2021」に合わせて実施を決めた。
今回は感染症対策として、スペースを確保しやすい同駅南口のペデストリアンデッキ中央広場を会場に、運び出しやすい電子ピアノを使用する。
ルール守って楽しく
利用に際し、演奏前に住所・氏名・電話番号を記入することや、手指消毒、マスク着用などルール順守を呼びかける。実行委員の一人は「オープンエアで気持ちよく自由にピアノを弾いてもらえたら。老若男女、まちの皆さんに駅前を元気に盛り上げてほしい」と話している。
実施期間は4月17日(土)、18日(日)、21日(水)、24日(土)、25日(日)、28日(水)、5月1日(土)、2日(日)。時間は午前11時から午後3時まで。雨天中止。利用ルールなど詳細は、麻生区HPや、街頭に設置しているチラシで確認を。
今後について同実行委員会は、今秋に同駅コンコースにアップライトピアノを設置して実施することも検討している。
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