神奈川県在住、在学の小学生を対象とした「第25回かながわ夢絵コンテスト」で、南百合丘小5年の岩野実乃里さんが「川崎市教育委員会賞」を受賞し、3月に表彰された。
岩野さんが描いたのは「個性のお花」。あらゆる色の花で、個性が輝き、認め合う未来を表現した。「合わないだろうなと思っていた色も、ステキな組み合わせになった」と岩野さん。背景は花を引き立たせるため絵の具を使ってぼかし、虹のような色に工夫した。
審査員は「1つとして同じ形や色彩のない、個性豊かな花をたくさん描き、夢のある未来を表現しています」と講評。受賞を聞いて岩野さんは「最初はピンとこなかったけど、オンライン授賞式に参加したり賞状や副賞をもらって、やっと実感した。すごくうれしい」と声を弾ませる。
夢は感動与える画家
毎日のように絵を描いているという岩野さん。幼稚園の頃から絵画教室に通い、2年生からは油絵も始めている。好きなアーティストにはアンリ・ルソーを挙げ、「森の感じや深みのある色、ファンタジーな要素を見て想像していると絵が描きたくなってくる」という。将来の夢は「みんなに衝撃や感動を与えるようなアーティストになりたい」。元気いっぱいに答えてくれた。
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