麻生区と麻生警察署は5月12日、区役所広場で自転車安全マナーのチラシや反射材などを来庁者に配布し、自転車の交通ルールやマナー向上を呼びかけた。
川崎市、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、横浜市、千葉市、さいたま市、相模原市の九都市で構成される首都圏自転車安全利用対策協議会では、5月1日から30日まで「九都県市一斉自転車マナーアップ強化月間」に指定。各地で、さまざまな取り組みを実施している。
川崎市では、自転車の安全利用を促進するため、市内各地で啓発活動を実施。麻生区では6日から、区内5カ所の市営駐輪場にのぼり旗を設置した。6日には新百合ヶ丘駅の市営駐輪場、12日には区役所広場で、自転車利用者に「ながら運転の禁止」、市で作成した通行ルール順守のチラシ、県が作成した自転車保険加入のチラシ、反射材などのグッズを配布し、啓発活動を行った。
前年より事故増
麻生警察署によると、自転車による交通事故は2019年から2020年で増加しており、今年に入ってからも4月末までで前年比で2件増の26件。麻生警察署では「自転車保険は条例によって義務化されているので、もし入っていない人がいたら加入してほしい」と自転車保険の加入を促す。続けて「自転車は身近で便利な乗り物。ひとつ乗り方を間違えると、被害者にも、加害者にもなる。譲り合いの精神を忘れず乗ってほしい」と呼びかけている。
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