神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
麻生区版 公開:2021年6月18日 エリアトップへ

柿生中の寺子屋スタート 中学で開講は区内2校目

コミュニティ教育

公開:2021年6月18日

  • X
  • LINE
  • hatena
勉強する生徒と解説する寺子屋先生
勉強する生徒と解説する寺子屋先生

 地域ぐるみで学習支援を行う「寺子屋柿生中」が開講し、初回が6月9日、麻生区役所柿生分庁舎で行われた。

 地域の寺子屋事業は市立小中ごとに地域団体が運営し、地域住民や保護者らによる「寺子屋先生」が学習をサポートする。多世代交流などを目的に川崎市教育委員会が2014年から実施する。

 「寺子屋柿生中」を運営するのは、麻生市民館で行われた「寺子屋コーディーネーター養成講座」の受講生による実行委員会だ。初回は翌日からの中間テストに備え、生徒は各自が持ち寄ったワーク教材などを学習。寺子屋先生は勉強する生徒の間を見回り、疑問や質問に答えていた。参加者の小浜寛道さん(1年)は「わかないところを丁寧に教えてくれた。英単語や発音についても聞きたい。家にいるより勉強できそう」と話した。

開始時間は部活を考慮

 中学校の寺子屋開講は区内で2校目、市内で10校目となる。市教委担当者は「部活動もあり、中学校の寺子屋を立ち上げるのは小学校よりもハードルが高い」と現状を話す。そこで「寺子屋柿生中」では、学習支援は週1回、部活動に取り組む生徒も参加できるよう午後6時30分から実施する。現在、柿生中の1年生から3年生まで13人が参加登録する。

 寺子屋先生の一人で、元市立中教員の栄井敬介さん(76)=岡上在住=は「子どもに寄り添うことを心がけながら、やり方を試行錯誤したい」と今後の運営方法について話している。
 

麻生区版のローカルニュース最新6

旧黒川村を散策

旧黒川村を散策

5月11日 麻生観光協会

3月29日

気持ちの良い麻生川へ

川崎麻生RC

気持ちの良い麻生川へ

桜まつりに向け清掃

3月29日

合同美術展で連携を

合同美術展で連携を

王禅寺団地自治会館で

3月29日

23年度「最も活躍した子」に

上麻生在住今井結菜さん

23年度「最も活躍した子」に

地域団体から表彰

3月29日

麻生の歴史を絵本に

川崎新都心街づくり財団

麻生の歴史を絵本に

市内全小学校へ寄贈予定

3月29日

「災害時、開いてます」

市薬剤師会

「災害時、開いてます」

436店舗で一斉防災訓練

3月29日

あっとほーむデスク

  • 3月29日0:00更新

  • 3月1日0:00更新

  • 1月19日0:00更新

麻生区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月29日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook