旧黒川村を散策
5月11日 麻生観光協会
3月29日
地産地消と多世代交流で地域の居場所づくりを目指す「ふらっとリビング」、市内産野菜販売やワークショップの「ベジフェス」を王禅寺ふるさと公園で行うなど、麻生区内で子育てと農業を結び付けた親子向けイベントを多数企画している。
麻生区に住み始めたのは2010年、第一子の出産直前だった。子育てする場所を探す中、降り立った新百合ヶ丘駅前の様子に「生活に必要なものは何でもそろいそう」と直感。まちになじみ、現在3児を育てる。
出身地の下関市では畑は身近だった。「子どもにも自然に興味を持ってもらいたい」。そんな思いから4年前にSNSコミュニティ「ふらっと新百合ヶ丘」を立ち上げ、地元農業を知るイベントを開催。区内農家や女性起業家、ママら、地域の輪は大きく広がった。
今年からは親子複数で野菜づくりも行っている。夏野菜を8月に食べようと、土づくりから開始。「困ったら農家さんにすぐ聞くこともできる。こんな環境も、麻生区ならでは」と笑う。
日々、複数の企画に携わるが「人と集まって何かつくり上げるのが楽しい。自分で動いたからこそ、まちを人に紹介したくなった」と原動力を語る。麻生区に移住して10年。「自分とまちが近くなったし、自分もまちに育ててもらった」とこれまでを振り返る。
これからの10年には、今のイベントに参加している子どもたちが将来は運営側になってくれることを期待する。多様なイベントを行う背景には「成長した子どもたちが、10年後も自分たちのやりたいことをできるように、環境を整えている面もある」という。「麻生区って、いろいろなことやっていておもしろいと思ってもらえたら」
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