7月1日付で川崎百合丘ロータリークラブの2021-2022年度会長に就任した 古澤 利夫さん 区内在勤 64歳
稼業を前進 地域に奉仕
○…国際奉仕団体「川崎百合丘ロータリークラブ」の新会長として、今年度、43人が所属するクラブの先頭に立つ。コロナ禍で、昨年度は活動がままならず、今年度も同じ状況が続く見通し。その中で、いかにロータリークラブらしく奉仕活動ができるか。「会員各々が稼業を前進させてこそ。そのうえで地域社会で何かお手伝いできれば」と抱負を語る。
○…世田谷区生まれ。幼い頃に父親が柿生でオーディオの対米輸出の会社「(株)三矢研究所」を創業し、転居してきた。幼い頃から自動車が好きで、中学時代には、溝のついた専用コースに模型を走らせるスロットカーで日本チャンピオンになったことも。「父親が地方まで連れて行ってくれたのは、強く記憶に残っている」と笑顔で当時を振り返る。
○…学生時代には車関係の仕事をと思い描いていたが、卒業後、父親の横の席に座らされた。仕事は自分で考えるもの。目で見て、聞いて仕事を覚えた。セキュリティ機器を中心とした電子機器の開発を手掛けるようになった会社を23年前に継承。11年前にロータリークラブに入会した。メンバー同士の深い絆と信頼があった。「そこを学べたことは大きい。会社でも顧客の信頼を掴みながら、技術革新を追求していきたい」
○…好きが高じて15年前に大型ラジコン「スケールスポーツ」を開発。「いつも違うジャンルのものを作っているから、それが気分転換」というほど仕事一筋。「経験に勝るものはない」。1女1男の子どもたちにも伝え、今年度のロータリークラブでも、例会で会員それぞれの経験などを話してもらいたいと考えている。会員同士の絆、つながりを深める1年に。その思いで、会長職を務めていく。
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3月29日
3月22日