高石地区を循環するコミュニティバス「山ゆり号」の10周年を記念し、マスコットを決める投票が行われている。マスコットの候補案は、県立百合丘高校(多摩区)の美術部がデザインを担当した。
狭い道や山坂が多い高石地域の移動手段として、2011年9月に運行開始した山ゆり号。百合ヶ丘駅や生田病院、高石団地などを循環する。計画から運営は、地域住民による山ゆり交通事業運営委員会が担う。
マスコットの候補は6案。それぞれ「ヤマユリ」がモチーフとして取り入れられている。制作前に同部員たちは山ゆり号に乗車。車内や停留所を確認して、デザインを練った。
山ゆり号の利用促進も目的とする今回の投票。運営委員会の岡野幸雄会長(91)は「今後10年、20年、山ゆり号が続いていくためにも若い世代の協力が必要。子どもや親子に投票してもらい、盛り上がれば」と話す。
投票期間は1人1回で7月30日(金)まで。山ゆり号車内や市HPで受け付ける。結果は9月に予定する「山ゆり祭」や市HPで発表。広報物やイベントで活用していくという。詳細は、市交通政策室のウェブページへ。
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