二胡を立奏する小林さん（右）
中国の伝統楽器・二胡と、ピアノのデュオグループによる演奏会が、９月11日に金程のカフェギャラリー、リンデンバウムで開催された。
出演・企画は「リリーズ」の小林亜希子さん（二胡）と、岡村亜佐子さん（ピアノ）。ともに区内在住で、演奏家や教室主宰として活動する２人で結成された。
前回３月に続き、同会場では２回目のコンサート。地元住民らが集まった。２人はそろってベトナムの民族衣装、アオザイを身にまとって登場。小林さんは「服のイメージにあった世界観の曲を届けます」と、｢女人花｣｢睡蓮｣などの古くから知られる曲を演奏した。
２部では、ポップスやシャンソンなど聞き馴染みのある曲を披露。岡村さんのピアノソロや、小林さんの二胡立奏が行われ、来場者も曲にあわせ手拍子をするなど盛り上がりを見せた。
来場者の区内在住の女性は「前半の曲の哀愁を帯びたような曲調がステキだった。二胡ならではの響きが心地よかった」と感想を語った。小林さんは「生演奏を聞いてもらい、ほっとするような時間を過ごせてもらえたと思う」と話していた。
同グループは「３９（サンキュー）コンサート」として、二胡を初めて聞く人に向けた演奏会を今後毎年３月と９月に行う方針だという。次回は来年３月27日に同会場で実施を予定。
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