合唱曲『いのちの地球(ほし)』を1000人で合唱するプロジェクトが9月11日、麻生市民館で行われた。事前に投稿された動画と、当日会場に参加した計350人での大合唱が実現した。
同プロジェクトは、麻生区出身の音楽家・新屋賀子(しんやよりこ)さん=人物風土記で紹介=が作詞・作曲した『いのちの地球』を1000人で合唱しようと、本人と、その思いに共感した地元有志による実行委員会が企画した。
実行委員会を結成したのは昨年9月。そこからプロジェクトが動き出した。今年に入りウェブサイトを作成し、SNS等を使って、動画での投稿と、会場での参加を呼び掛けた。
当日、感染対策のため会場は人数制限が設けられたものの、150人らが駆け付けた。第1部の冒頭で曲の紹介演奏の後に、新屋さんが登壇。「準備を始めて1年半。こうして実現できて、夢うつつな気分。『いのちの地球』の種が、幸せを携えて広がっていくことを願っています」とあいさつした。
第2部では、歌の世界観から「宇宙創生」「地球創生」「新生地球」をイメージした映像や楽器演奏、舞、ダンスによるパフォーマンスが行われた。最後は、事前に投稿された180人の動画と一緒に、会場で『いのちの地球』を大合唱して幕を閉じた。新屋さんは「今回が第一歩。いつか1000人での合唱を実現できたら」と話した。
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