麻生区からもフロンターレを応援--。ホームの等々力陸上競技場(中原区)から離れた麻生区内に、チームの練習場「麻生グラウンド」、若手選手用の「清玄寮」と、選手たちが普段から利用している施設がある。その施設とともにチームを応援し、地域活性化を図ろうと2009年8月に結成されたのが「川崎フロンターレ麻生アシストクラブ」だ。
同クラブは、麻生区や区内企業、個人ら有志による応援組織。現在の会員数は53。区民対象の観戦ツアーや、シーズン開幕前の激励会などを実施している。
同クラブの会長に今年7月、梶稔さんが就任した。「フロンターレは、川崎をフランチャイズとするプロスポーツチームの代表的存在。区内に練習場や寮があり、身近に感じて応援してきた」と就任前の印象を語る。タイトルまであと一歩ということが多かったフロンターレ。2017年にリーグ初優勝を飾ってからは、常に優勝候補の筆頭に。「試合を観る楽しみがこれまで以上に出てきましたよね。フロンターレはいつも楽しい試合をしてくれるから」と笑顔を見せる。
昨年からのコロナ禍で、アシストクラブの活動もままならない。それでも、今年も会員向けや区民向けの観戦ツアーの実施を予定している。これからもチーム応援と、地域の活性化に向けて活動は続く。「コロナが落ち着いたら麻生区民と、選手が交流できるイベントももっと考えていきたいですね。今年も優勝を期待しています」とチームにエールを送る。
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