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市地域文化財 区内で新たに16件決定 旧神谷歯科など

文化

掲載号:2021年11月19日号

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有形文化財に決定した旧神谷歯科=撮影・淺川敏
有形文化財に決定した旧神谷歯科=撮影・淺川敏

 川崎市教育委員会は11月9日、「川崎市地域文化財」を新たに31件追加決定した。麻生区からは、旧神谷歯科(片平)や、西光寺(黒川)の石薬師、上・下地区(岡上)のどんど焼きなど16件が決まった。これで麻生区の地域文化財は延べ28件となった。

 「川崎市地域文化財」は、法令や条例で指定・登録されていない文化財を対象に、市内の社寺や、町内会・自治会、歴史・文化財に係る団体、学校等の推薦を受けて、教育委員会で決定する。

 これまでに、市内で159件が認定。麻生区内では「金神神社木造大黒天像」など7件が有形文化財、「琴平神社本殿狛犬」など5件が有形民俗文化財として登録されている。

ゲル風の近代建築

 今回、新たに決まった31件のうち、麻生区内からは有形文化財(建築物)1件、有形民俗文化財12件、無形文化財3件の計16件が認定された(表参照)。

 有形文化財に決まった「旧神谷歯科」は、地域文化財の中でも珍しい近代建築物だ。1955年に建てられたモンゴルの移動式住宅「ゲル」に似た円形の建物で、自宅兼歯科医院として使われていた。現在は、歯科医院だった神谷家から所有者が変わっており、今後整備して地域の人たちへの利用も検討しているという。市教委によると「デザインやコンクリートブロックの外壁などの構造は珍しく、文化財として価値がある」と有形文化財に決定した。

 西光寺の石薬師は、1668年造立とされ、市内唯一の石像の薬師如来で、その希少価値が認められた。

岡上地区で14件

 そのほかの11件の有形民俗文化財は、すべて岡上地区のもの。江戸時代または明治時代に建立された石像で、同じ場所や近隣に設置されているのが特徴だ。3件の無形文化財のどんど焼きもすべて岡上地区で、いつ始めたものかはわからないものの、小正月の伝統行事として今に伝わってきていることから、今回認定された。

 市教委は「今回決定した地域文化財は、解説文をつけて、来年度ガイドブックやホームページに掲載して広く市民に周知したい」と話している。

 川崎市は2017年12月に、市内で市民生活、市民文化や地域風土に根ざして継承されてきた文化財を顕彰、記録するによって、文化財が人をつなぎ、地域を守り育むまちづくりに寄与することを目的として「川崎市地域文化財制度」を制定。今回は、今年4月から6月まで募集した結果、31件の応募があり、いずれも認定された。

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