地域でスポーツの推進、進行役として、さまざまなイベントや地域行事に携わる「麻生区スポーツ推進委員会」。就任してから来春で30年になる。バレーボールやグラウンド・ゴルフを中心に、区民への旗振り役を担う。「自分の好きなものだと教えやすい。イベントに来てくれる人たちの楽しんでいる笑顔を見るのが好きですね」とやりがいは大きい。
生まれも育ちも上麻生。幼い頃に、自宅前にある東林寺の川崎市「まちの樹50選」に選ばれているイチョウの木で遊んだことは良い思い出だ。進学した世田谷の中学校で、姉の影響を受けてバレーボールを始めた。高校卒業後には、実業団でプレーし、日本代表選手の合宿で練習相手を務めたことも。結婚し現役を引退。子どもが生まれてからも地域でバレーボールを続け、その縁から町内会の推薦でスポーツ推進委員に就任した。
スポーツ推進委員会が主催する女子バレーボール大会を担当。毎年開催している「あさお区歩け歩け運動」「体力テストのつどい」にも携わる。「やっていて楽しいですよ」と笑顔で語る。ニュースポーツの研修会で他地区の委員の人たちと友だちになるのも楽しみのひとつだ。「体育は年齢制限がなくできるもの。好きな種目を見つけて取り組んでほしい」と呼びかける。
麻生区は、自然豊かで四季折々を楽しめるだけでなく、多くの店や人が集まる駅もある。「温かい人が多いまち」とほほ笑む。
新旧住民が交流する手段としてスポーツが懸け橋になればと願う。「若い人も年配の人もできるのがスポーツの良いところ。ニュースポーツなども取り入れ、地域の体力、健康づくりに関わっていけたら」と今後の目標を語った。
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