正月に玄関や神棚に飾る「しめ縄飾りづくり」が12月12日、黒川青少年野外活動センターで行われ、午前、午後の部延べ40組約60人が参加した。
正月に豊作や健康をもたらすとされる「年神様」を迎えるために飾る「しめ縄飾り」。同施設では、親子で手作りしてもらおうと、今回のワークショップを企画した。
当日は2部制で行われ、午前、午後、ともに20組の家族が参加。同施設を運営するNPO法人国際自然大学校の日野春校(山梨県)で作っている稲ワラを使って製作開始。同施設スタッフや、ボランティアの指導のもと、束ねたワラをねじりながら編んでいった。この作業は力を要すこともあり、子どもたちは悪戦苦闘。最後に、松の枝や、南天の実、水引をくくりつけ完成させた。
多摩区在住の小学6年生は「しめ縄を縛るのがきつかった。飾るのが楽しみ」と笑顔を見せ、中原区から家族4人で参加した母親は「今まで買ったことしかなかった。自分でつくるのは難しかった。大掃除が終わったら、玄関先に飾りたい」と感想を話した。
同施設のスタッフは「『また来年も』との声をいただいたので、ハッピーを共有できるような企画を考えていきたい」と抱負を語った。
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