川崎西税務署で12月14日、市立柿生中3年の藤井優衣さんと、市立菅中2年の五嶋大雅さんが一日税務署長を務めた。
2人は中学生対象の全国コンクール「税についての作文」で、今年度の「川崎西税務署長賞」を受賞したことから一日署長に選ばれた。作文は、同署管内では11の中学校から384編の応募があった。
一日署長の2人は、職員や税務関係団体のメンバーらと名刺交換、納付方法の広報、模擬決裁を体験。署長訓示として職員の前で受賞作の朗読も行った。藤井さんは、手術を受けた家族が税金で救われたことを知り、「税金で少しでも生活が楽になる人がいる。税金を払うことは、私が困っている人のためにできる、ひとつのお手伝いだと思う」と伝えた。
業務体験を終え藤井さんは「初めて税務署に来たが緊張感があった。税金は学校の設備にも使われてほしい」と語った。
麻生区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|