神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
麻生区版 公開:2022年1月14日 エリアトップへ

区内火災件数 過去5年で最少 救急は前年比221件増

社会

公開:2022年1月14日

  • X
  • LINE
  • hatena

 川崎市は2021年の市内火災・救急出動件数(速報値)を今月6日に発表。火災、救急出動ともに前年より増加する中、麻生区内の火災は19件(前年比14件減)で市内7区で最も少なく、救急出動件数は7225件(前年比221件増)だった。

 川崎市の出火件数は363件(前年比37件増)で、過去5年で最多。火災原因のうち、放火71件(同4件増)、たばこ51件(同2件増)、こんろ32件(同16件減)、電気機器32件(前年同)だった。放火が最も多い原因であったことから、市消防局は「家の周辺に燃えやすいものを置かない、ごみは決められた日の朝に出すなど『放火されない環境づくり』をお願いしたい」と語る。

 スマートフォンのバッテリーなどに使用されているリチウムイオン電池に関連する火災が17件発生。非純正品の使用や落下、外部からの衝撃などが原因で、「異常が生じた場合には、ただちに使用を中止してほしい」と呼びかける。

 麻生区内火災のおもな出火原因は放火3件、たばこ3件、電話・電灯等の配線3件だった。麻生消防署の担当者は「火災件数は少なくなっているが、今の時期は空気が乾燥するので、暖房器具からや料理中の着衣着火に気を付けてほしい」と話している。

ビルの検査を実施

 先月大阪市北区で発生したビル放火事件を受け、階段が一つしか設置されていないビルを対象に、市は緊急の立ち入り検査を実施。麻生区内では9件が対象だった。注意点として同担当は「階段部分に物品を置かないようにすること、ドアストッパーを置かず防火戸の機能を適正に管理すること」などを挙げる。

市内救急は約7万件 

 市内の救急件数は69883件(前年比2932件増)。約7分31秒に1件の割合で救急出動した。救急車の適正利用のため、24時間体制で医療機関を紹介する「川崎市救急医療情報センター」等の活用を市消防局は呼びかけている。

麻生区版のトップニュース最新6

災害時のトイレ、備えは

能登半島地震

災害時のトイレ、備えは

携帯用不備60% 市、啓発に力

3月29日

「もの忘れガイド」刷新

麻生区

「もの忘れガイド」刷新

増える認知症高齢者、支援

3月29日

「こども大学」で学び提供

小田急不動産×多摩大学

「こども大学」で学び提供

3月30日 体験会・講座 

3月22日

11年ぶり、全面刷新(リニューアル)

川崎市ホームページ

11年ぶり、全面刷新(リニューアル)

利便性、視認性を向上

3月22日

「電子商品券」を導入へ

4月から

「電子商品券」を導入へ

市、ふるさと納税の返礼品

3月15日

檜山公園の活用模索

川崎市

檜山公園の活用模索

実証実験2年目で手応え

3月15日

あっとほーむデスク

  • 3月29日0:00更新

  • 3月1日0:00更新

  • 1月19日0:00更新

麻生区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月29日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook