麻生区版 掲載号:2022年1月21日号 エリアトップへ

映画監督喜屋武さん 惣之助の偉業、映像化 今秋公開めざす

文化

掲載号:2022年1月21日号

  • LINE
  • hatena

 『六甲おろし』『赤城の子守唄』などの作詞で知られる、川崎区出身の詩人・佐藤惣之助の功績と、沖縄との交流の歴史を広く知ってもらおうと、日本映画学校(現日本映画大学)出身の映画監督・喜屋武(きゃん)靖監督(58)が、映像製作に取り組んでいる。惣之助の没後80年にあたる今年、5月に計画されている川崎市と那覇市の友好都市締結を記念した式典内や、秋に両市で上映する予定だ。

 惣之助は1890年、川崎区砂子で生まれ、『六甲おろし(大阪〈現阪神〉タイガースの歌)』や沖縄で広く愛唱されている『美わしの琉球』などの作詞を手がけた。1922年には沖縄本島や離島を巡り、現地の風物や風俗を歌った『琉球諸嶋風物詩集』を発行。沖縄出身の詩人とも交流を持つなど、沖縄を愛した。

詩碑移設に川崎市民も協力

 沖縄県那覇市には、惣之助の詩碑が建てられている。1959年に琉球大学敷地内に建立されたが、首里城の復元工事に伴い、首里城から北東に離れた虎瀬公園へ移設。その後、本来の建立場所に戻そうと運動が展開され、川崎市内でも移設支援の募金運動が行われた。2017年に那覇市議会本会議で首里城公園への移設が全会一致で採択。昨年、首里城公園に戻された。

沖縄と川崎の絆盛り込む

 映像作品は『佐藤惣之助詩碑 川崎・那覇・沖縄 百年の絆』と題し、詩碑のエピソードや背景、川崎と那覇・沖縄の百年を超える交流史を3段階に分けて紹介。第1弾は、那覇市歴史博物館の企画展で今月7日から上映。第2弾は川崎市と那覇市の友好締結日である5月20日に検討されている記念式典、第3弾は両市で今秋公開する計画で、第3弾が完全版。

 完全版の映像には、沖縄芸能文化の盛り上がりから、川崎駅前で15年以上開催されている「はいさいFESTA」へのつながり、詩碑建立から友好都市締結に至る経緯、友好式典の様子などを収める予定。

 喜屋武監督は、移設支援の募金運動を通じて惣之助を調べ直し、各地の講演会で惣之助の偉業を紹介。次第に「映像にまとめて伝えたほうが良い」との思いに至ったという。那覇市出身で、麻生区の日本映画学校卒業生でもある喜屋武監督。「那覇で19年、川崎で27年生活していた。両市民の血が流れ、気持ちを知っている」との思いも、映像製作に駆られた理由に挙げる。

 市内では昨年末、作品を応援する実行委員会が発足。製作協力金を募るクラウドファンディング(https://motion-gallery.net/projects/bond_kawasaki-naha)への支援を呼び掛けている。

麻生区版のローカルニュース最新6

今年は一般参列可

琴平神社

今年は一般参列可 社会

30日 夏越の大祓

6月24日号

国際ピアノコンで1位、2位

国際ピアノコンで1位、2位 文化

昭和音大の黒木さん、古海(ふるみ)さん

6月24日号

楽芸会の出演募集

楽芸会の出演募集 文化

11月 やまゆり

6月24日号

親子で生き物観察

親子で生き物観察 社会

30人参加 鶴見川体験学習

6月24日号

「9区」麻生・多摩のみに

「9区」麻生・多摩のみに 政治

衆議院区割り案

6月24日号

午後のひと時 演奏配信

午後のひと時 演奏配信 文化

病院職員による「音楽部」

6月24日号

参院選神奈川立候補予定者アンケ

神奈川県選挙区の立候補予定者にアンケートを実施。回答を政治の村サイトで公開中

https://seijinomura.townnews.co.jp/election/2022/sangiin-q.html

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 6月17日0:00更新

  • 5月27日0:00更新

  • 5月20日0:00更新

麻生区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

区の花「ヤマユリ」紹介

区の花「ヤマユリ」紹介

麻生市民館で展示会

7月1日~7月6日

麻生区版のイベント一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

麻生区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2022年6月24日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook