神奈川アマチュアゴルフ選手権、グランドシニア男子(70歳以上)の部が4月19日に藤沢市で行われ、下麻生在住の西田豊明さん(74)が優勝をした。西田さんはパー70の18ホールで、合計スコア72を記録。同部3度目の優勝で、大会最多。次は6月に行われる関東大会に出場する。
89選手が出場した同大会。西田さんは「前半の調子が良かった」と振り返り、1番、2番ホールで連続バーディー。9番ホールまでを2アンダーで終えた。後半はOBもあったが安定したプレーを続け、1位に輝いた。過去2度の優勝を経験し「出場するからには狙っていたが、3度も優勝できるとは上出来もいいところ」と喜ぶ。
年齢以下のスコアで18ホールを回る「エイジシュート」も同時に達成した。エイジシュートは今年に入って3回目。西田さんは「年齢関係なくできるのがゴルフの魅力。いい趣味を持った」と笑顔を見せる。
元ソフトテニス選手
西田さんはソフトテニスの元日本代表選手。1975年の世界選手権では個人と団体で優勝し、全日本チームの監督や日本体育大学教授として、後進の指導にあたった。
ゴルフはソフトテニスの関係者に誘われ20代で始めた。初ラウンドは、優勝したソフトテニスの世界選手権が行われたハワイ。「大会が終わった後に行って。まっすぐに、すごく距離が飛んだ」と懐かしむ。
ゴルフ歴は45年以上だが、外部の大会に出場するようになったのは50歳を過ぎてから。約10年前にはベストスコア66を記録した。67歳の定年退職でテニスは辞め、打ちっぱなし練習場に週3、4回通い、週1回はラウンドを回る、ゴルフ漬けの生活を送る。平均スコアは80を切るという。
得意とするのはアプローチ。「年齢を重ねるとともに飛距離が出にくくなる。小技で、どうパーにできるか考えるのも楽しい」とにやり。ソフトテニスで培った筋力に加え、練習と近所の散歩を欠かさないことが体力維持の秘訣だ。
目標は全日本グランドシニア大会に毎年出場すること。6月には、全国大会にもつながる関東大会が控える。「全国に出るためにも関東で5位以内入賞を目指し、得意のアプローチで頑張りたい」と意気込む。
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