神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
麻生区版 公開:2022年5月13日 エリアトップへ

劇団四季ミュージカル『ロボット・イン・ザ・ガーデン』でタング役の 長野 千紘さん 川崎市在住 劇団四季俳優

公開:2022年5月13日

  • X
  • LINE
  • hatena

舞台上でリアルに生きる

 ○…カルッツかわさき(川崎区)など、5月から全国で上演される『ロボット・イン・ザ・ガーデン』に出演。アンドロイドが活躍する近未来で、主人公ベンが出会う旧式ロボットのタングを演じる。人間ではない存在だが「子どものように、世界を旅しながら空が青いことや生命の躍動感などを知り、成長していく」役どころ。舞台を通じて「日常の中にある、心が豊かになるきらめきを伝えられたら」。

 ○…上演中はパペット(人形)の頭部を操りながら歌い、セリフを発する。2人1組でパペットを動かすため「ちょっとでもずれたら大変。その分、ペアとぴったり息があうと操作が軽く感じるんです」と花が咲いたように笑う。劇団の先輩からは「優しいところが特長だね」と自身が演じるタングを評価される。パペットに観客の目が向くよう、自分の顔や体で表現することは制限し、言葉の表現に気を配る。「相手のセリフを受け取り自分が感じた思いを、パペットの技術にのせて表現することが必要。難しいけれど、楽しい」とやりがいを語る。

 ○…群馬県出身。幼い頃からバレエやピアノ、合唱に触れてきたが、飛び抜けてできるものがないことがコンプレックスだった。高校でミュージカルを上演する部活に入り「まんべんなくやってきたことを生かすことができる」と、俳優の道を志す。2011年、劇団四季に入団した。

 ○…リフレッシュには「空がひらけて気持ちいい」という多摩川の河川敷でランニング。夕焼けや道端に咲く花を見ながら走ると、気持ちが明るくなる。街の風景から「心の栄養」を取りながら、「自分で芝居を決め込まず、舞台上で感じたまま生きた表現をする俳優を目指したい」とまっすぐな目で言い切る。

麻生区版の人物風土記最新6

吉原 智子さん

市立柿生小学校でPTA広報委員長を務める

吉原 智子さん

上麻生在住 36歳

3月29日

小ノ澤 幸穂さん

梨の木団地で初めて開催されたリサイタルでピアニストを務めた

小ノ澤 幸穂さん

王禅寺東在住 46歳

3月22日

白川 北斗さん

先月開催された「早野で冬の自然を楽しむ会」の代表を務めている

白川 北斗さん

王禅寺東在住 52歳

3月15日

太田 隼矢さん

美男コンテスト「ミスター・ジャパン2023」でグランプリを受賞した

太田 隼矢さん

宮前区出身 26歳

3月8日

太田 行英(やすひで)さん

結成20周年を迎える「しまりすアートクラブ」で講師を務める

太田 行英(やすひで)さん

多摩美在住 87歳

3月1日

名川 創さん

「寺子屋南ゆり」の実行委員長を務める

名川 創さん

王禅寺西在住 67歳

2月23日

あっとほーむデスク

  • 3月29日0:00更新

  • 3月1日0:00更新

  • 1月19日0:00更新

麻生区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月29日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook