バンドゥーラを演奏するステパニュックさん＝同実行委員会提供
ウクライナの人道支援を目的としたコンサートが５月５日、麻生市民館で行われた。新百合ヶ丘駅周辺を会場に行われている芸術祭「アルテリッカしんゆり」の一公演。
今年の同祭のプログラムには当初予定されていなかった。深刻化するウクライナ情勢を踏まえ、「文化芸術活動から人道支援につながれば」と４月に同実行委員会が追加開催を決定。チャリティーコンサートとして入場料を取らず、募金の協力を呼びかけた。
定員を超える１２００人から申込みがあり、当日は、抽選による当選者と、関係者、合わせて９００人が来場した。ウクライナ出身のソプラノ歌手、オクサーナ・ステパニュックさんらが出演。ウクライナ国歌や民族楽器バンドゥーラの演奏を披露し、同国の状況に思いを寄せた。
同実行委員会によると、会場ロビーで行われた募金活動で、２１０万円以上が集まった。経費を引いた約１５０万円を、ウクライナから日本に避難している人々の生活支援に役立てる予定。
ロビーで募金活動
|
麻生区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
|
|
