神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
麻生区版 公開:2022年7月15日 エリアトップへ

京浜楽器石崎さん ピアノ全国大会出場 10歳以下の部で

文化

公開:2022年7月15日

  • X
  • LINE
  • hatena
ピアノを前に笑顔を見せる石崎さん
ピアノを前に笑顔を見せる石崎さん

 7月28日(木)に都内で行われるピアノの全国コンクール「第7回ヤマハジュニアピアノコンクール」のグランドファイナルに、京浜楽器百合丘センターに通う石崎夏向(かなた)さん(10)が出場する。本番は「演奏会のように、曲調が異なる曲を聞いている人に楽しんでほしい」と意気込む。

 同コンクールはヤマハが主催し、15歳以下を対象に2016年から行われている。年齢ごとに分かれ、夏向さんが出場する満10歳以下の部では、予選を通過した15人がファイナルで演奏する。

 6月のセミファイナルで、課題曲と自由曲の2曲を披露した夏向さん。自由曲のベルコビッチ『パガニーニの主題による変奏曲』は、「これまでやったことがないカッコいい曲」で、練習では速く指を動かす部分に苦戦。前日夜にようやく仕上がった。本番は「難しい部分がばちっと決まって、拍手も大きかった気がする」と振り返る。

「いつの間にか時間経つ」

 3歳でリトミックを始め、小学校に上がりピアノを習うようになった夏向さん。「弾き方で全然違う音になる」のが、ピアノ演奏の楽しさだ。

 高津区に住み、レッスンで百合丘に通う。自宅では毎日4時間はピアノに向かう。夏向さんは「宿題をやって、ピアノを弾いて、ご飯を食べて、ピアノを弾いて。いつの間にか時間が経っちゃう」と日々の練習を語る。母親の有加さん(36)は「人見知りだったが、鍵盤の音で表現することに楽しみを感じてから、夢中でピアノを弾いている」と話す。

 ほかのコンクールにも出場する中、ファイナルに向け、パガニーニの曲を含む3曲を準備中。夏向さんは「違う雰囲気の曲調を弾きこなし、演奏会のように聞いてほしい」と目標を語る。

 将来の夢は作曲家兼ピアニストと、大好きなショパンの名を冠した「『ショパンコンクール』に出場し1位をとること」と笑顔を見せる。

麻生区版のトップニュース最新6

災害時のトイレ、備えは

能登半島地震

災害時のトイレ、備えは

携帯用不備60% 市、啓発に力

3月29日

「もの忘れガイド」刷新

麻生区

「もの忘れガイド」刷新

増える認知症高齢者、支援

3月29日

「こども大学」で学び提供

小田急不動産×多摩大学

「こども大学」で学び提供

3月30日 体験会・講座 

3月22日

11年ぶり、全面刷新(リニューアル)

川崎市ホームページ

11年ぶり、全面刷新(リニューアル)

利便性、視認性を向上

3月22日

「電子商品券」を導入へ

4月から

「電子商品券」を導入へ

市、ふるさと納税の返礼品

3月15日

檜山公園の活用模索

川崎市

檜山公園の活用模索

実証実験2年目で手応え

3月15日

あっとほーむデスク

  • 3月29日0:00更新

  • 3月1日0:00更新

  • 1月19日0:00更新

麻生区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月29日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook