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麻生区版 公開:2022年7月29日 エリアトップへ

麻生警察署 初の広報文コンクール 34作品の音声録音、放送へ

社会

公開:2022年7月29日

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左から、内田さん、岡さん、吉田署長
左から、内田さん、岡さん、吉田署長

 麻生警察署(吉田善成署長)は7月12日、交通事故、薬物乱用、特殊詐欺の防止を啓発するための広報文ガイダンスコンクールの表彰式を行った。34作品の応募の中から4作品が優秀賞に選ばれた。今後、応募作品を子どもたちの声で録音し、パトカーなどで区内にアナウンスしていく。

 区内の小、中学校、高校に通う生徒・児童を対象に、交通事故、薬物乱用、特殊詐欺被害の防止に向けた広報文を募集する同コンクール。青少年に犯罪への規範意識を高めてもらうと同時に、子どもたちの声でアナウンスすることで犯罪抑止、被害防止につなげようと同署が初めて実施した。

 昨年11月から今年1月まで各テーマで公募。小学生から交通事故防止の部に19作品、中学生、高校生から薬物乱用防止の部に8作品、特殊詐欺被害防止の部に6作品の応募があり、4作品が優秀賞に選ばれた。

 表彰式には、薬物乱用防止の部で優秀作品に選ばれた白鳥中3年の岡一花里(ひかり)さん、特殊詐欺被害防止の部で優秀作品に選ばれた金程中3年の内田絢菜さんが出席。吉田署長から表彰状が手渡された。

 岡さんの作品は「優しい言葉にだまされないで 壊れちゃうよ、自分の人生」。岡さんは「わかりやすく誰もが心に残るような言葉にした。警察官になりたいと思っているので、受賞はうれしい」と喜んだ。

 内田さんの作品は「家族で合言葉を作りましょう。不審な電話がかかってきたら必ずすぐに知人や警察、家族に相談をしましょう」。内田さんは「難しく考えないようにした。作品が多くの人に届くので注意してもらえたら」と話した。

 今後、すべての応募作品を子どもたちの声で録音し、9月からパトカーやスーパー、青パト、署の電話保留音で流すことで、区民に被害防止を呼び掛けていく予定だ。同署は「子どもたちの声が犯罪被害の防止、抑止につながれば」と話す。

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