2024年のパリ五輪で新たに正式種目となった「ブレイクダンス」(通称ブレイキン)。今年5月に行われた「フリースタイルセッション」日本大会で、川崎市在住のダンサー・GEN(ゲン) ROC(ロック)さん、AMI(アミ)さん、SHOSEI(ショーセイ)さんが所属する「GOOD FOOT」が優勝し、日本代表として11月に米・ロサンゼルスで行われる世界大会に出場が決まった。川崎から世界に羽ばたく3人を支援するため、市民グループがこのほど、クラウドファンディング(CF)を立ち上げた。
「大会のサポートもなく、円安やウクライナ情勢で物価が高騰し、想定していたより遠征費が高額になり、出場が危ぶまれている」と元市職員でCF発起人の一人、原隆さんは経緯を語る。
目標金額は200万円。使途は大会出場のための渡航費・滞在費や、リターン(返礼)のための応援グッズ制作費。リターンには、オリジナルタオルやサイン入りTシャツなどのほか、市内での学校訪問等によるダンスワークショップがある。締切は11月1日(火)まで。9月20日時点で集まった金額は97万4千円。目標金額に達しなくても決済が行われる。
原さんは「学校でもダンスが必修化され、五輪の正式種目になったものの、まだ認知度が低く、盛り上がりも一部だけ。川崎市は溝口がダンスの聖地として若者の中で知られている。今回の3人もそこで練習してきた」と力説する。「少額でもいいので、地元の個人や企業の方にサポートいただけたら。若者文化を通じて川崎を盛り上げていく機会になれば」と呼び掛けている。
CFの詳細は、https://kawafun.com/project/s/project_id/54。
<PR>
麻生区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>